女性管理職~それぞれのStory~ <ちっちさん 営業職→総務事務→産休→保育園の総務部管理職> - 従業員満足度調査・360度評価のリアルワン株式会社 - 人と組織の成長を支援
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2021.02.19

シリーズ

女性管理職~それぞれのStory~

COLUMN

360度評価

女性管理職~それぞれのStory~
<ちっちさん 営業職→総務事務→産休→保育園の総務部管理職>

女性の活躍推進は国をあげての目標であり、女性管理職を積極的に登用する企業も増えています。一方で、管理職への昇進をためらう女性が多いことも現実です。家庭との両立を懸念する声や、責任が重くなることへの不安を感じる方は少なくありません。

このシリーズでは、今後のキャリアに不安を抱く女性たちに向けて、実際に管理職に就いた女性のリアルな声を届けます。彼女たちはどんな悩みを持ち、どのような選択をしたのか。経験者のエピソードには、次の一歩を踏み出すためのヒントがたくさん詰まっています。同じ悩みを持つ女性たちの参考になれば幸いです。

リアルワン株式会社では、リーダー育成やマネジメント力向上に役立つ「360度評価サービス」を提供しています。女性たちが、自分らしい選択ができる社会の実現に向けて、さまざまな提案によりサポートしています。

今回のゲスト:ちっち様(30歳)

【現在の仕事】
保育園の総務事務

【これまでのキャリア】
・大学を卒業後、営業職を2年間
・転職して総務事務を5年間→産休(1年間)
・現在の保育園に転職して管理職に昇進(従業員規模70名)

【目次】
1. 社歴が一番長いという理由で管理職に昇進
2. 部下に対しては「失敗の経験も必要」という覚悟で見守っている
3. コロナ禍でも対面のコミュニケーションは大切
4. 家族の支えがあってこそ管理職を続けられている
5. 知識を深めて会社の役に立つ人材になりたい
6. 女性管理職には「強いメンタル」が必要

Story

社歴が一番長いという理由で管理職に昇進

大学を卒業後、営業職や総務事務の仕事を経験しました。その後、1年間の産休期間を経て、現在の保育園に転職という形で復職しました。

もともと一般事務員として採用されたのですが、その後、系列園がどんどん開園され、社歴が一番長かった私が統括することになったというのが管理職に昇進した経緯です。

家族は私の仕事についてはまったく口を出さないので、とくに心配事を言われることはありませんでした。管理職になって変わったのは、出張が多くなったことくらいです。育児があるので、もともと残業はできないことの了承を得たうえで入社したため、管理職になってからも残業を強いられることはありません。

収入面では、管理職になって年収が50万円ほど上がりました。立場上、自分以外の人がミスをしても怒られるという場面は多々ありますが、管理職はこんなものかなと割り切って仕事をしています。残業をしなくても嫌な顔をされることもないので、収入や働き方には満足しています。

部下に対しては「失敗の経験も必要」という覚悟で見守っている

総務部の管理職の仕事は、社会保険の手続きや各種補助金の申請、税理士さんとの打ち合わせ、職員の採用面接の段取りなど広範囲に及びます。また、各園に配属されている事務員の取りまとめをしているので、監査の前などは各園に出向いて事務作業の指示をします。

管理職に就いて良かったと感じるのは、いろいろな職種の職員と話す機会が増えたことです。総務部の仕事は全職員に関わるものの、事務系の知見だけでは解決できないことが多くあります。さまざまな立場にある職員から意見を聞けるのは、とても助かります。

苦しかった経験はとくに思い浮かばないですが、上司と部下との間で板挟みになることは多くあります。私はこれまで部下を持った経験もないですし、前職までは一番年下だったので、のんびりと仕事をしてきました。管理職としてはまだまだ戸惑うことも多いのですが、周囲とのコミュニケーションを大切にしながら、業務が円滑に進むようにしています。

また、部下には自分で考える力を持ってほしいと思っているので、たとえ大事な監査前の準備であっても、指示を出し過ぎないように注意しています。失敗から学ぶことはたくさんありますし、1回のミスなら十分に挽回できます。部下の仕事にはあまり口を挟まず、ミスをしてしまったら私が謝ればいいという覚悟で見守ることを心がけています。

当社はもともと女性が多い職場ということもあり、働きやすい環境ができています。とくに改善してほしいことはありませんが、子供の保育料の補助などがあれば、出産後に復帰してくれる職員が増えるのではないかなと思っています。

コロナ禍でも対面のコミュニケーションは大切

コロナ禍で働き方が変わったという影響は、当社の場合はほとんどありません。もともと会議自体が少なく、事務職員の人数が少ないので打ち合わせも1対1がほとんどです。テレワークができる業種の人が羨ましいなと感じたこともありますが、対面でしか伝わらないこともありますし、メールや電話だけでは細かなニュアンスを掴みにくく、誤解を生みやすいということは常に感じています。

とくに上司とのコミュニケーションは電話やメールでの報告で終わりがちですが、私の上司は定期的に対面で話す時間を作ってくれています。私自身、それがとてもありがたいと感じているので、できるだけ対面で話をして、相手の気持ちを汲みとるコミュニケーションを大切にしていきたいです。

感染症対策は今後も引き続き行っていく必要がありますが、状況にかかわらず、丁寧なコミュニケーションは継続していくべきことと考えています。

家族の支えがあってこそ管理職を続けられている

子育てについては管理職になる前と変わらないつもりでいるのですが、子供から見ると、私が少し怒りっぽくなったと感じているようです。仕事のストレスは少なからず感じているので、ときどきそれが子供に向いてしまい、申し訳ないと思うこともあります。

夫はもともと家事をまったくしない人でしたが、私が現職に就いてからは少しずつ手伝ってくれるようになりました。管理職になってから家族とぎくしゃくしたことはありませんが、家族の支えがあってこそ管理職を続けられていると感じています。会社に対しても、残業をしなくてもよい環境を与えてもらっていることに、とても感謝しています。

今は仕事に割く時間が50%、子育てに30%くらいの割合になっていますが、理想をいえば子育てに50%、仕事は20%。さらに自分の時間を持てたらいいなと思っています。

知識を深めて会社の役に立つ人材になりたい

現在、社会保険労務士の資格を取得するために、通信教材を使って勉強をしています。総務の仕事は前職でも経験しましたが、会社や部署の立ち上げは現在の職場で初めて経験しました。これからも知識を深めて、自分自身の成長につなげていきたいという思いがあります。

また、できれば第二子を授かりたいと考えているので、5年後、10年後を見越して、後輩に少しずつ自分の仕事を教えていかなければならないとも考えています。もし第二子を授かれなかったとしたら、経理や人事業務を含め、広範囲に経験を積み上げながら仕事のスキルを磨いていきたいです。

経済学部出身なので簿記の知識はありますが、節税など専門的なノウハウはまだまだ浅いので、税理士さんに相談したり自分なりに勉強したりして、会社の役に立つ社員になれたらいいなというのが今の目標です。

女性管理職には「強いメンタル」が必要

女性が管理職を目指すなら、強いメンタルが必要です。部下のミスは自分のミスとして謝らなければならない場面が多々ありますし、理不尽に叱られることもあります。また、女性の管理職は、男性には求められないような気遣いを求められたり、同じ女性社員から頼られたりすることも多いので、精神的に辛くなることも少なくありません。

それでも誰かの役に立てるのは嬉しいことですし、大変なぶん、やりがいを感じることもたくさんあります。一般社員のときよりも発言力が強くなるので、自分が良いと思ったことを推し進められるという喜びもあります。

私の場合は成り行きで管理職になりましたが、実際に管理職の仕事をして思うのは、自分に自信を持てるような努力が必要ということ。管理職を目指すなら、自分の職種だけでなく、さまざまな知識を吸収しながら自分自身を磨いてくことが大事なのではないでしょうか。

まとめ

女性が多い職場で働きやすい環境が整っているという、ちっちさん。しかし、家庭との両立に苦慮することはないものの、女性管理職としてストレスを感じる場面は少なくないようです。管理職への昇進をためらう女性の中には、こうしたストレスやプレッシャーを心配する方も多いかもしれません。

ちっちさんは、女性管理職には強いメンタルが必要としつつも、やりがいを感じることも多いというメッセージをくれました。誰かの役に立てる喜びを糧にしながら、女性管理職として満足度の高い働き方を実現されています。不安が先だって一歩を踏み出せずにいる女性にとって、参考になるのではないでしょうか。

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