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2020.12.11

シリーズ

女性管理職~それぞれのStory~

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COLUMN

まりさんのStory
<3度の転職→事務職24年の経験をへて人事総務部マネージャーに昇進>

女性活躍推進法が施行され、あらゆる分野において女性管理職の登用が進んでいます。その一方で、女性たちからは「家庭との両立が心配」「前例が少ないなかでのキャリアパスでどうしたらいいのかわからない」といった声が多くあがっています。また、新型コロナウイルス感染症の影響で働き方が一変している現在、今後に不安を感じるという声も聞かれます。

このシリーズでは、実際に女性管理職に就いた女性たちのリアルな声をお届けし、管理職への昇進に戸惑いを見せる女性たちにエールを送ります。女性リーダーとしてどんなことに悩み、どんな風に解消してきたのか。実際のエピソードを知ることで、一歩を踏み出すヒントになれば幸いです。

リアルワン株式会社では「360度評価サービス」を提供し、個人と組織のマネジメント力強化に貢献しています。女性たちが“自分らしく”あるための働き方を実現できるよう、さまざまな角度からの提案・サポートを行っています。

今回のゲスト:まり様(50歳)

プロフィール:短大を卒業後、航空会社の事務職を8年間。その後、アパレル会社に転職して事務職を6年間。ホテルに転職して人事担当を10年間務めたのち、現職の外資系洋菓子メーカーに管理職として転職。

【現在の仕事】
人事総務部 マネージャー

【これまでのキャリア】
・短大を卒業後、航空会社の事務職/8年
・アパレル会社の事務職/6年
・ホテルの人事業務/10年
・外資系洋菓子メーカー(従業員数200人)/2年

【目次】
1. これまでのキャリアを活かして管理職として転職
2. 人に左右されずに振る舞うことも管理職に必要なこと
3. コロナ禍だからこそ社員を大切にしなければならないと実感
4. 家族の協力を得ながら限られた時間内で成果を上げる
5. 定年後は専門性を活かして生計を立てられる人になりたい
6. 管理職の仕事はやりがいが大きく生活の充実につながる

Story

1. これまでのキャリアを活かして管理職として転職

短大を卒業した後、転職を重ねながら事務職の経験を積んできました。現在の外資系洋菓子メーカーに転職する際、管理職として働いてほしいという打診を受けて、人事総務部マネージャーとして就任しました。48歳のときです。

夫と6歳の子供が1人という家族構成ですが、管理職に就くことについては快く応援してくれました。友人の中には管理職として働いている人もいるので、経験談を聞くことができました。

管理職になって大きく変化したことはとくにありませんが、以前よりも強く責任感を持つようになったと思います。ジャッジ権があるので、経営陣と相談しながら会社の仕組みを変えられることにやりがいを感じています。

給与面でいうと年収は少し上がったものの、実際には一般社員と大きくは変わりません。周囲からは「管理職なんだから」と見られるのに、給与面での差がさほどない状態だと、どうしても「名ばかり管理職に近い」という感覚が生まれてしまうので、もう少し管理職と一般職とに差がある給与体系のほうが見合っているように思います。

2. 人に左右されずに振る舞うことも管理職に必要なこと

人事総務部の管理職は、実際にはプレイングマネージャーです。人事制度の構築や評価制度の運用、採用の承認、人件費のコントロール管理、研修の企画・運営といったものから、勤怠管理、給与の最終確認、労務問題の解決など多岐にわたります。

管理職になって良かったと感じるのは、周囲から信頼されるようになったこと。逆に苦しかったのは、経営陣から厳しい言葉を受けたり、休日でもLINEやメールなどで急ぎの連絡が入ったりすることです。

管理職として私が大切にしているのは、人によって左右されないということ。私の対応が人によって変わってしまったら人事総務部門への信頼にかかわりますから、一つひとつの言葉や行動に注意を払っています。プライベート面では、一般職に比べると休みの取り方に注意しなければならないですが、あまり過度に気にしないように心がけています。

会社に対しては、子育てをしている従業員への支援をもっと厚くしてほしいという思いがあります。たとえば、子供は急に熱を出すことも多いので、看護休暇を有給にするなどです。ただこれは、企業単位というよりも、国として制度を整えるべきでは?と考えています。

3. コロナ禍だからこそ社員を大切にしなければならないと実感

新型コロナウイルス感染症の影響で、人事総務部として勤務体制変更の対応に追われました。経営陣は在宅ワークへの移行に抵抗感を示し、従業員側は在宅ワークを求めるという板挟みになり、なかなか制度を変えられずに苦労しました。

コロナ禍で工夫した点は、メールなどで済ませず、できるだけコミュニケーションをしっかり取るということ。ただ、会社継続のために賞与が出ず、昇給も見送りになったのは非常に残念でした。問題が起こるまで事業はうまくいっていたので、考えもしなかった事態です。

経営的に苦しい状況が従業員側に見えてしまうと、どうしてもモチベーションが下がります。結果として退職者が増えるという状況が起きてしまいました。経営陣の不安は理解できるものの、コロナ禍だからこそ、働き方への配慮を徹底するなど従業員を大切にしなければならないなと実感しました。

当社の場合、製造職や販売職も在籍しているので、お店がクローズしてしまうと仕事ができない状況になってしまいます。今後の対応としては、お店を開けられなくても、たとえばデリバリーやオンラインショップを展開するなど働ける環境づくりを考えたいと思っています。

4. 家族の協力を得ながら限られた時間内で成果を上げる

私の仕事に対して主人はとても協力的なので、子供が熱を出したときも、お互いができる限りのことをして乗り切ってきました。もちろん、子育てと仕事との両立は大変だと思うときもありますが、充実感を得られることのほうが大きいと感じています。

夫とは結婚前から共働きを前提としていたので、とくに衝突することもなく生活できています。「迷惑をかける」という考え方ではなく、家族が協力し合える環境がいちばん幸せだと思います。

帰宅後に夕飯の準備をするのは、時間的に余裕がないため大変だと感じることは多々ありますが、すき間時間をうまく使ったりして努力しています。管理職だからといって労働時間が長いというわけではないので、そこは会社に感謝している部分です。

現在は仕事に30%ほどの時間を割いていますが、ほぼ理想通りです。限られた時間の中で成果を上げることに注力できていると思います。

5. 定年後は専門性を活かして生計を立てられる人になりたい

今後の目標としては、さらなるステップアップを目指したいと考えています。当社には退職金制度がないので、在職中にできる限り貯蓄をして、退職後は安定した生活を送りたいです。まずは会社に貢献できるよう、無駄な経費を減らしたり、効果的な人材配置を考えたりして利益を生み出すような仕事をしたいと思っています。

あと10年経つと定年になるので、それまでに専門知識をさらに高めて独立できたらという思いもあります。具体的には、人事・採用業務において各企業から仕事を依頼してもらえるようになれたら理想的です。

60歳を過ぎると、生きがいを感じられるような仕事を見つけるのは現実的に難しくなると思います。専門性を活かして生計を立てられたり、企業から重宝されたり、そんな存在になりたいというのが今の私の目標です。

6. 管理職の仕事はやりがいが大きく生活の充実につながる

管理職に就くと、ある意味では「敵」も増えます。とくに女性の場合、出産や結婚を経験しながら管理職に昇進すると、周囲から妬みを受けることもあります。ただ、そうした反応を気にしてばかりいると前には進めません。ある程度は割り切って、自分のスタイルで臨むことが大切なのではないでしょうか。

女性管理職として心得たほうが良いと思うのは、その場の状況に応じて話し方やテンポなどに気を配り、良い印象を与えるということ。女性は相手の気持ちを汲みとることが得意なので、存分に活かすべきだと思います。

女性にとって結婚・出産はとても大きなライフイベントですが、それをフラットに捉えられる日本社会になってほしいなと思います。今後、日本の女性管理職が50%以上になることに期待しています。管理職になると責任は増えますが、やりがいも大きいもの。生活が充実すること間違いなしです!

まとめ

人事・総務としての経験を積み上げ、女性管理職として活躍しているまりんさん。経営陣と従業員とをつなぐ部署でもあり、言動に注意を払っているというエピソードを語ってくれました。

コロナ禍だからこそ従業員を大切にしなければならないという言葉からは、働き方を真剣に再検討すべき時期であることがひしひしと伝わってきます。定年後にも活かせる専門性を磨きたいという、まりんさん。将来に不安を感じている女性たちの参考になるのではないでしょうか。

 

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